更新日:2021年6月26日
こんにちは! 「地球と人々にエネルギーを注入する!」インジェナジーの金原です。
今日のブログのタイトル、すごくないですか?
なんだか興味ひきそうですよね?!
これね、私が付けたんじゃないんです。
はい、プロの方が付けました。
これは、一般社団法人MATCH ENCER(マッチエンサー)が運営する、マッチングサテライトというYouTubeチャンネルに私が出演した時に付けられたタイトルです。
上手いですよねー!!
といことで、今日はこのマッチングサテライトで私がインタビューを受けた動画を紹介します。
約10分の動画3本立てとなってますが、もったいぶって1本ずつ行きましょう。
①太陽光事業×コーチング!?異色の経営者が登場【インジェナジー株式会社 金原 誠 × 森野邊 大作】 https://youtu.be/i1oJm6FDeck
とってもとっても恥ずかしいですが、どうぞご覧ください。
こんにちは! 「地球と人々にエネルギーを注入する!」インジェナジーの金原です。
さて、今日は昨日のブログの続きというか、番外編です。
昨日のブログでクラシファイドサイトについて取り上げたのには、あるきっかけがありました。
2年前にサラリーマンから独立した私は、今流行りのシェアオフィスを利用して起業しました。
敷金礼金や保証金など普通に事務所を借りるのに比べて、イニシャルコストを格段に抑えられ、家賃には水道光熱費も含まれていてランニングコストも安い。そして事務作業に必要な机や椅子、ロッカーにコピー機などオフィス家具も最低限のものは揃っていて、契約したその日から仕事ができるという大きなメリットがありました。
しかし起業から半年ほどで、コロナ禍に見舞われることになり、仕事のスタイルにも変容が迫られ、オンラインで進める仕事が増えていきました。
シェアオフィスは言わば共同オフィスなので、同じフロアに他人様が居合わすのが日常の風景で、皆気持ち良く仕事ができるように互いにマナーを守って仕事をするわけですが、オンラインの仕事を進めるうえでは周りに迷惑がかかることもあり、仕事に支障をきたすようなことも起こるようになりました。
そこで今回、一念発起して自前の事務所を借りようということになったのです。
会社が成長した暁にいつか「自分のお城」を持つというのはもともと一つの目標ではあったのですが、まさかこんなかたちで現実になろうとはまったくの想定外でした。
ほどなくして身の丈に合ったお手頃な物件が見つかり、無事契約も済み入居という運びとなったのですが、借りたてのオフィスはシェアオフィスと違って空っぽ。とにもかくにも机と椅子の確保が最優先課題となりました。
これをネット注文で手っ取り早く解決するか、それともコストを抑えられる中古品のリサイクルショップで揃えるか、いろいろと思案していると友人から「ジモティーで探してみたら?」と言われました。
聞いた瞬間にCMで流れていたフレーズが思い浮かびましたが、それまでジモティーを利用したことのなかった私にはなんのことかよくわかりません。
「何それ?」と聞き返す私に友人は間髪入れずに「うまくいけばただでもらえるかもよ!」としたり顔で囁きました。
それから数日後、新しい事務所にオフィスデスク2台と事務用椅子2脚が揃いました。驚いたことに本当に無料でした!(配送に費用はかかりましたが)
これがきっかけとなり、ジモティーについて、クラシファイドサイトについて興味を持ち、いろいろと調べる過程でリユースがSDGsにいかに貢献するのか学ぶこととなりました。
そして私はこれを自社のSDGsへの具体的なアクションの第一歩と位置付け、新しい事務所に必要なオフィス家具や電化製品をジモティーで揃えてみようと心に決めたのです。
ただで手に入れることに味を占めたというのはナイショですよ!(笑)
新しい事務所はわずか3.7坪という世界でトップクラスの狭さを誇りますが、2名で利用するには十分。とはいえ必要なものをあげていくとあれも必要、これも欲しいとリストアップされる品物の数は日増しに増えて、おかげで5月の大型連休を挟んでの約1カ月間、ジモティーとにらめっこしては連絡、交渉、引き取りを繰り返す日々を送まることになりました。
結果、前述の平デスクにハイバックチェアー、サイドワゴンにスチール書庫をはじめとしたオフィス家具、冷蔵庫、電子レンジ、スティック掃除機といった電化製品など、今日現在で希望する品の9割方を揃えることができました。
中でも大型のホワイトボードは未開封の新品を譲り受けるという予想外の嬉しい取引きでした。
この間、ジモティーを利用しての取引きは全部で20回。15アイテム39点の品物を譲りうけました。
これを仮にリサイクルのネット通販で揃えると、およそ23万円になることがわかりました。それがジモティーではなんと1万5000円。(20回の取引のうち13回は無料。有料の品でも一番高くて3,000円)レンタカーやガソリン代など配送にかかった費用を合わせても4万円弱で済みました。
捨てる神あれば拾う神ありという言葉が適当なのかわかりませんが、ものを手放すのには人それぞれいろんな事情があって、廃棄処分せずにリサイクルショップに持ち寄られたり、ジモティーのようなクラシファイドサイトを通じて譲られる品々には、所有者の「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」といった気持ちやその品物への愛着がたくさん詰まっていて、引き取り手側も、その思いも一緒に引き受けてより一層「大切に使わせてもらおう」という気持ちが強くなるのかなと思います。
ジモティーは譲る人と引き受ける人とが直接取引きをする分、両者の心をつなぐ橋渡し役も担っていると言えますね。
おかげさまで新しい事務所での第一歩を、自社のSDGsアクションとともにとても有意義に踏み出すことができました。ここにあらためて株式会社ジモティーと今回関わっていただいたすべての方々に心からの感謝を送ります。
こんにちは! 「地球と人々にエネルギーを注入する!」インジェナジーの金原です。
突然ですが、クラシファイドサイトと聞いて何だかわかる人はどれほどいるでしょうか?
恥ずかしながら私はつい最近まで知りませんでした。
でも私のようにわからない人でも「ジモティー」と聞けばピンとくるのでは?
そう、クラシファイドサイトとは、まさにジモティーそのものと言えるでしょう。
クラシファイドサイドとは、インターネット広告の形態の一つで数行程度の短い広告文章を分類、集約して表示するタイプのWebサイトやサービスのことを指します。
このクラシファイドという言葉は分類という意味だそうで、新聞、雑誌、地域フリーペーパーなどに掲載されている「売ります買います」(不要品の個人間売買、中古車の個人間売買、家庭教師の募集など)の広告をイメージするとわかりやすいと思います。
ジモティーは「地元の掲示板」としてまさにこのサービスをWEB上で展開しているのです。
「売ります・あげます」「助け合い」「中古車」「不動産」「求人」などのカテゴリー別になった情報が、都道府県別や市区町村別ごとに掲載されています。
ユーザーは登録料や手数料が一切かからないため、誰でも手軽に無料でかんたんに利用することができます。
サイトを覗くと、処分するのに手間や費用のかかる大型の家具や家電を中心とした様々なものが0円から掲載、販売されていて、中には不要になったお神輿が隣町に引き取られたり、伝統工芸士が引退する際にノウハウと機材を譲り渡すといったものや、山や家を無料で引き取ってほしいといった投稿もあったとか。
「地域のインフラサービス」を目標に2011年11月から運用が始まったジモティーはその間順調に成長を続け、今では月間で1000万人以上が利用する日本最大のクラシファイドサイトになりました。
株式会社ジモティーの代表取締役社長加藤貴博氏のメッセージが同社ホームページに載ってます。
「物理的な制約を超えられない、近くであるからこそ重要な情報を可視化する。この使命を果たすために「ジモティー」という地域の情報プラットフォームを提供しております。
私たちが可視化することをご期待いただいている情報は個人の不用品だけでなく、採用情報、不動産情報、イベント情報など多岐に渡ります。
これらの情報を可視化することによって地域生活をより豊かにすることが可能だと考えています。
今後、日本は人口減少によってより効率的なまちづくりが求められていきます。
私たちはジモティーの成長を通じて無駄を減らし、住みやすいまちづくりに貢献していきたいと考えています」。
このメッセージ、「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」という会社の経営理念がよりはっきりと伝わる言葉であるのはもちろん、同社の取り組みがSDGsに強く結びつくものであるということを指し示しているようでもあります。
では株式会社ジモティーが具体的にSDGsにどう取り組んでいるのか、それを確かめるべく再び同社ホームページをチェックしてみました。
が、しかし、どのページにも見当たりません。
あれ?そんなはずは…と思いつつさらに探してみたところ、やっと見つけました!
スタッフブログの中で一度だけ発信されていました。(2019年7月11日)
それにしても控えめ過ぎます(汗)
その中でジモティーは、
ゴール1「貧困をなくそう」
ゴール11「住み続けられるまちづくりを」
ゴール12「つくる責任つかう責任」
の3つのゴールへ注力し貢献しますと宣言しています。
特にゴール1「貧困をなくそう」への取り組みとして、企業から協賛を受けた支援物資をジモティー上に掲載し、ひとり親家庭を優先に「物品の受け渡し会」を開催したり、貧困層の自立支援を行うグラミン日本のコーポレートサポーターに加盟し、説明会への送客に協力するなどの活動を行っているとのこと。
ゴール11「住み続けられるまちづくりを」に対しては、不要品を生かした地域コミュニティーの活性化に貢献する取り組みや行政情報を地域のすみずみまで届ける取り組みなどのアクションを起こしています。
ジモティーの事業活動を通じて社会全体にリユースが広がるということは、廃棄物の減少につながり、持続可能な生産消費形態が確保され、循環型社会の構築に寄与することになりますので、ゴール12「つくる責任つかう責任」をはじめとした上記3つのゴールへの貢献度は大きいと言えるでしょう。
私たち一人ひとりができるリユースの積み重ねが廃棄物の削減につながるということは、ひいては海の豊かさ、陸の豊かさを守るとともに気候変動への対策にもつながっていきます。これは、
ゴール14「海の豊かさを守ろう」
ゴール15「陸の豊かさも守ろう」
ゴール13「気候変動に具体的な対策を」
への貢献とも言えるのではないでしょうか。
サイトを通じて行われる食品の譲渡や販売は、言わずもがなフードロスの削減につながり、ゴール2「飢餓をなくそう」への貢献にもつながります。
また近年ジモティーは、自治体と提携してリユース活動の促進を積極的に進めており、提携先の自治体の数は2021年4月現在で、12の都道府県で21カ所にのぼります。
これはまさにゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」に大きく貢献するものであります。
以上のようにジモティーの事業活動やSDGsへの取り組みを整理してみると、あらためてクラシファイドサイトとSDGsの親和性の高さを確認することができますね。
そしてまだまだいろんな可能性を秘めているなと期待感も高まります。
そのあたりもっとたくさんの情報を発信していただいて、この先SDGsをどんどん盛り上げていただきたいと思います。